米国式精密根管治療とは、歯科用顕微鏡とラバーダム防湿を用いて行う、より精密な根管治療です。保険診療の根管治療では肉眼での確認が中心となりますが、歯科用顕微鏡を使用することで、根管内部を拡大して確認しながら治療を進めることができます。また、治療中に唾液や細菌が根管内部に入り込むのを防ぐラバーダム防湿を併用することで、再感染のリスクを抑えることができます。
米国式精密根管治療
米国式精密根管治療

米国式精密根管治療とは、歯科用顕微鏡とラバーダム防湿を用いて行う、より精密な根管治療です。保険診療の根管治療では肉眼での確認が中心となりますが、歯科用顕微鏡を使用することで、根管内部を拡大して確認しながら治療を進めることができます。また、治療中に唾液や細菌が根管内部に入り込むのを防ぐラバーダム防湿を併用することで、再感染のリスクを抑えることができます。
| 項目 | 保険診療の根管治療 | 米国式精密根管治療 |
|---|---|---|
| 治療の確認方法 | 肉眼での確認が中心 | 歯科用顕微鏡で内部を確認しながら治療 |
| 唾液・細菌の侵入対策 | 限定的 | ラバーダム防湿を使用 |
| 充填材料 | 保険適用の材料 | MTAセメントなど自由診療の材料 |
| 治療回数の目安 | 前歯5〜6回、奥歯7〜8回程度 | 2〜4回程度 |
| 費用 | 保険診療 | 自由診療(1本につき5〜10万円程度) |
精密検査と術前準備

歯の状態を正確に判断するため、歯科用CTによる精密検査を行います。また治療時に再汚染のリスクを減らすための隔壁と呼ばれる歯の補強を行います。そのうえで必要に応じて仮歯などを作成し、治療だけでなく再発のリスクを下げるための準備を行います。
ラバーダム防湿

治療する歯にラバーダムと呼ばれるゴム製のシートを装着し、唾液や細菌が根管内部に入り込まないようにしっかりと防湿します。
歯の内部の清掃

歯科用顕微鏡で根管内部を拡大しながら確認し、感染した部分を丁寧に取り除いていきます。肉眼では見落としやすい細部までしっかりと清掃します。超音波を用いた機材やNi-Tiロータリーファイルを使用し、歯の内部の隅々まできれいにしていくことを行います。ラバーダム防湿をすることで再汚染のリスクがなく、高濃度の消毒液を用いて根管内部の細菌を取り除いていきます。
清掃した歯の内部を詰める

清掃・消毒が完了した根管内部に、MTAセメントなどの精密な材料を用いて緊密に詰めていきます。これにより再感染のリスクを抑えます。
歯の根の本数や状態によって異なりますが、2〜4回程度の通院で治療が完了することが多く、保険診療の根管治療と比較して短い期間で終えられる傾向があります。
メリット
顕微鏡とラバーダム防湿を用いることで再発リスクを抑えやすく、治療回数も少なくなる傾向があります。また保険適応外の治療であるため、複数回の予約を前もってお取りいただけます。
デメリット
自由診療のため保険診療より費用がかかります。また、全ての歯に適応できるわけではなく、歯の状態によっては保険診療での治療をおすすめする場合があります
歯の根の本数により異なりますが、1本につき5万円〜10万円程度が目安です(土台・被せ物を除く)。なお「混合診療の禁止」という保険診療のルールにより、治療後の土台と被せ物も保険適応外となります。詳細は治療開始前にご説明いたします。
歯科用顕微鏡やラバーダム防湿を用いることで、より精密に、再感染のリスクを抑えた治療が可能です。使用する材料も保険診療とは異なります。
ラバーダム防湿により薬液が口の中に広がることも防げるため、不快感は軽減されます。治療自体は麻酔を行ったうえで進めます。
歯の内部の状態と1回の治療時間によりますが、2〜4回程度で完了することが多く、保険診療と比較して少ない回数で済む傾向があります。また保険外診療となりますので、前もって複数回の治療予約をいただいておくことが可能です。
歯の根の状態によっては適応が難しい場合もあります。診察時にご説明のうえで判断いたします。
歯の根の本数により異なりますが、1本につき5万円〜10万円程度が目安です(土台・被せ物を除く)。詳細は治療開始前にご説明いたします。
可能な場合がございます。まずは現在の歯の状態を確認させていただいたうえで、適切な治療法をご提案いたします。
はい、根管治療のみをお受けすることも可能です。ただし保証の適応外となります。
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